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【メモの魔力】読書まとめ

2020年3月11日

2019年ビジネス書ベストセラー【メモの魔力】を読んでみたのでまとめてみたいと思います。

この本を手にとったきっかけは前田裕二という人がどんな人か知りたかったから。

showroomの社長ということは知っていたがそれ以外はあまり知らなかったからだ。

テレビで見たときも下を向いて何やらカキカキしている様子はかなり気になっていた。

そこでこの本を読んでどのような人物なのか

また、

どのようにメモをするのか知りたくなった。

そしたらこの本を読んでわかった意外なメモ魔術が書いてありました。

それをまとめてみましたので共有したいと思います。

それではいってみましょう!!

メモの魔力とは

この本が伝えたいこと

・メモはただの記録ではない。

・本質的な思考をすることがメモである。

本質的な思考を行うために

・好きなメモ帳を厳選して選ぶ。

・好きなペンを厳選して選ぶ。

・前田祐二流メモの仕方をまなぶ。

全ては

というフレームワークが最大のポイントだということです。

著者

前田裕二(まえだゆうじ)

SHOWROOM株式会社代表取締役社長。

1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。

11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。

数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。

13年、DeNAに入社。仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。

15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。

同年8月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合併会社化。

現在テレビ番組にも多数出演中。

概要

メモとは、生き方そのもの。

メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。

メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。

メモによって夢を持ち、熱が生まれる。

その熱は確実に自分を動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かすと信じています。

誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。

本の目次

序章 「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない

第1章 メモで日常をアイデアに変える

第2章 メモで思考を深める

第3章 メモで自分を知る

第4章 メモで夢をかなえる

第5章 メモは生き方である

終章 ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう

序章

・【メモの魔力】を持てば世界に敵はない

・メモがあなたの【人生のコンパス】に作る

・メモによって夢は現実になる

第1章

メモとは

本質的なことに少しでも多くの時間を割くためのもの。

「第2の脳」として活用しよう。

本質的なことの2つの要素

・創造

・代替不可能物

知的生産につながる思考と代替不可能性の高い思考がクリエイティブに必要な要素になりうる。

メモによって鍛えられる5つのスキルがあります。

・知的生産性の向上(アイデアを生み出せるようになる力)

・情報獲得の伝導率向上(情報を素通りしなくなる力)

・傾聴能力の向上(相手のより深い話を聞き出せる力)

・構造化能力の向上(話の骨組みがわかるようになる力)

・言語化能力の向上(曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる力)

メモは人の「姿勢」である。

右脳「事実」と左脳「発想」をフル回転させことにより

最大のフレームワークを活用できる。

・「ファクト」:自分が興味を持ったことや発見した具体的な事実

・「抽象化」:具体的な事実から導き出せる応用可能な法則や概念

・「転用」:抽象化した法則を他に応用すること

第2章

抽象化とは

人間に与えられた最も重要な思考機能である→これこそが最大の武器である

抽象化における3つの種類 「What」「How」「Why」

「What」:別の名前をつけて呼び直す→現象の言語化

「How」:目の前の現象にはどんな特徴があるのか→特徴の抽出

「Why」:そうなった理由を抽出してその他で転用したい→抽象化して物事の本質を知る

抽象化によって言語化能力を高める。

どんなことをやるといいのか。

例:言語化してツイートしてみる

例:実体験を抽象化して人に伝えてみる

第3章

自分を知ることが大切である。まずは何をしたいか、何者になりたいかなど。

将来の方向性だけでもかまわない。

もし、やりたいことや将来の方向性などわからない人は自分が行っていて嫌いではないものを

探すといい。とくに無理なく続けられることがいい。

自分のことを知るために

巻末に1000の質問を用意してあるのでこれに答えて自分を見つめ直してみよう。

「夢・性格・経験・家族・親戚・友人・知人・勉強・仕事」など様々な質問の内容です。

第4章

「言語化」で夢は現実になる。

考えられる全ての夢を書き出してみよう。

モチベーションの2類型+1

・トップダウン型:ゴールから逆算して物事を考える

例えば:前田祐二

・ボトムアップ型:目の前の面白そうなことにすぐに飛びつく

例えば:堀江貴文 箕輪厚介

・ハイブリット型:二つの型の中間

例えば:西野亮廣

ゴール設計時に有効な「SMART」という物差しがある。

・Specific   : 具体的である

・Measurable  : 測定可能である

・Achievable   : 達成可能である

・Related   : 関連性がある

・Time     : 時間の制約がある

「夢」に応用する際にとくに必要なもの→「S」「M」「T」である。

第5章

メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である。

メモを「努力」から「習慣」にしよう。

まずは好きなメモ帳とペンを準備しよう。

そして勝負は書くか、書かないかだ。とにかくメモに情熱を!!

メモを習慣にすれば→人生の勝算が待っている。

あなたも楽しいメモ魔ライフを!!

終章

ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう。

前田祐二使用アイテム

 
 
 

 

 
 

まとめ

・本質的な思考をすることがメモである。

・なんといっても

この本ではこれが全てです。

自分のように具体化と抽象化に慣れる訓練が必要な人は少し時間がかかるかもしれませんが、

慣れたらいろいろなことに応用ができ本当に最強の武器になるかもしれませんよ。

メモをすることがこんなにもすごいと実感することでしょう。

楽しいメモ魔ライフを!!

自分からは以上でーす。

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